2013年08月16日
ロングを主戦場にします。
国内ロングの宮古島、長崎、皆生、佐渡、洞爺湖、もしくは海外。
このうち、全部申し込んで当選したやつ2レースに行きます。
出来れば長崎は来年も出たいな~。部長、いいすよね。
と言う事で、来季はTTバイクを遂に投入します。
正直、すでにバイクは決まってます。
ただ、2種類で迷っています。
一つはサーヴェロP3、14年モデル。
鉄板バイクですね。非常に完成度が高くて、モデルチェンジしませんでしたが、遂に14年モデルが登場。
特殊パーツもなくて、メンテが楽と言う情報あり。
ただ、お値段が張るか。
もう一つは、二ールプライド・バイヤモ。
カーボンのセイルメーカーが作ったマイナーなバイクですが、非常に評判がいい。
悪い話を一切聞かないし、お値段も非常に良心的。
これかなー。
パーツはほとんど揃ってるので、フレームだけでピナレロからの乗せ換えです。
ピナレロは、ヒルクライム専用マシンにします。
サーヴェロもいいしなぁ、でもやっぱ二ールプライドかなぁ。
迷うなぁ。
とりあえず、買えるように仕事を頑張ろう。
2013年08月15日
山崎シェフのお店に行く前に、野暮用があって、先生のご自宅に。
お宅のまえに、生まれたばかりの子猫が4匹ほど。
先生は大の猫好きだそうで、毎日枕元に猫が寝ているそうです。
動物好きは共感しますね~。
そして、ついでに先生の自然栽培リンゴ畑へご案内して下さいました。
ご自宅から車で10分ほど。
背後には岩木山という綺麗な形の山が聳え立っています。
ブログにも画像を乗せましたが、お隣のリンゴ畑は慣行栽培ですので、もちろん木の周囲はまるでゴルフ場のように綺麗に除草されています。
そして先生の自然栽培リンゴの畑は、見事に草が腰のあたりまでボーボーです。
土はふかふかと柔らかく、土のいい香りがしました。
すでに小さくリンゴが実っていて、袋に入った状態で育てられています。
現在公開中の奇跡のリンゴという映画の完成を記念して植えられたリンゴの苗木も順調に成長しているようです。
しかし、本当に無農薬なんですね。改めて驚きました。
栽培の途中で摘果といって、実の数を調整するのですが、その摘果されたリンゴは食べるのには向かないため、アレルギーをお持ちだったり、化学物質に過敏に反応する方向けの化粧水になるそうです。
慣行栽培、自然栽培、有機栽培、特別栽培などなど色々といいかた有りますが、その違いも含めて、また続きます。
フムスは完成しましたので、明日渋谷品川に発射します。
ズッキーニはアンチョビ風味、ナスはバジル風味です。
パンに塗ってカナッペでももちろん美味しいですが、焼き魚やチキンソテーに乗せても旨いっす。
お次のフムスは王道のひよこ豆、人参、ピーマンあたりですかねー。
秋が来るのがたのしみですわー。
ジビエも来るしねー。
今晩のおかずシリーズですが、今まで豚タンシチューお出ししてますが、そろそろ飽きた感があるため、明日から渋谷でメンチカツいきます。品川は大人の事情で土曜になります。
今回のメンチは有機牛という北海道の健康的な牛です。バリバリの赤身で、配合飼料ではなく、放牧による牧草飼育牛ですね。
それをミンチにかけて、バシッと揚げてます。
冷蔵庫のおたふくソースでは申し訳ないんで、バジルとマスタードハニーソースをお付けしてますので、お好みでどうぞ。
正直、初めてのお盆ということで、お客様の流れがよくわかっていません。
お盆は静かだよね~、と思ってなめていたら、あっという間に商品が無くなって、急遽みたらし配送便で補給したり、かと思えば不発だったりと、小売り業は色々と未知の世界でこれはこれで勉強になります。
しかし渋谷も品川も、まだ一年経ってないのに、これだけのお客様にご支持頂いていると言うのは有難いことです。
よろしくおねがいしますー。
独特な香りが凄いっす。
早速召し上がったお客様曰く…
”動物園みたーい”
”堆肥の臭いがする―“
と、キャッキャ言いながら召し上がっていましたね。
端っこを私も頂きましたが、やはり苔の様な、落ち葉が発酵したような独特の香り。
ですから、お勧めしませんよー。
スポット商品です。
鮮度が命ですから、いつも入りません。
今日、いきなり入荷しました。
ハツとレバーです。偏るとアレなんで、盛り合わせでいきますかね。
生は勿論アレなんで、シンプルにレア気味にソテーです。
鹿のハツは、牛より一回り小さい感じ。レバーはデカイですが、赤色と言うより黒。
レバーは食べているモノによって味わいも微妙に変わりますが、苔の様なヨウ素っぽい香りが特徴ですね。
鹿肉は牛肉よりも鉄分多いのですが、そのレバーともなれば、さらに鉄分豊富。貧血気味な方には最強かもしれませんね。
しかしながら、これはかなりマニア向けですので、お盆と言う常連チームが東京不在という中では、一般のお客様には勧めづらい食材です。
どうですかね~。
今日から3日以内が食べごろです。
売れ残ったら、テリーヌかソーセージなんかにしようかなー。
奈良の横田さんから野菜攻撃を今日も頂きましたので、なすとバジルのフムスもやっちまいますか〜

香りが半端ねぇ!
やりますかー
今日は高知県のズッキーニフムス。

フムスとは、中近東でピタパンなどに塗って食べる、野菜ペーストみたいなやつですね。
なす、ひよこ豆、ニンジン、パプリカなど、野菜をベースにスパイスなどで味付けします。
モロッコにも多種多様なフムスがあり、カリカリのクレープみたいなモノに乗せて食べました。
これが旨いっての。
野菜をベースにしてるため、非常に軽く、飽きが来ません。
うちには健康的な野菜が大量に来るので、こういうお料理は正にうってつけ。
食欲無くても、美味しいパン屋さんでパン買って、フムスだけで抜群のサンドイッチになります。
これはウケが良さそうなら、今後シリーズ化して、なんなら瓶詰めにして色々やりたいと考えています。
ありそうでない商品ですねー
焼けそう。
車に乗ってても、右手だけ焦げそう。
私の車は黒なので、とにかく暑い。冷房は入れませんが。
でも、そんな言い訳無しで朝練。
今日はバイクで山手通り1時間。
27kmほど。
途中で何回かもがく。
もがいて、休んで、もがいて、休む。
スプリント練。トライアスロンにはあまり必要ないですが、効率よく練習するにはよいのでは?
しかしまぁ、汗の量が尋常ではないですね。
伊良湖は朝9時に750人がスイム一斉スタート。
恐らく9時40分位ににスイムアップして、そこから2時間はバイクを全力で踏む頃には、恐らく気温は35度を超えてくるのではないでしょうか。
そして11時40分ごろにバイクからランへ。
14時前あたりにゴールでしょう。
このように日差し、気温が一番キツイ時間帯に20km走るわけです。天気によっては40度越えてくる気がします。
地元なので、庭みたいなところですが、ここはとにかく風が強く、なにも日差しを遮るものがないキャベツ畑のド真ん中です。
日陰など、恐らくコース通して一か所もないはずです。
真夏になってみてわかりましたが、このレース、普通のレースではないですね。
補給も長崎以上に相当気を使わないと、マジで熱中症で病院送り、もしくはハンガーノックか低ナトリウム症でリタイヤです。
去年、今くらいの時期に渡良瀬でショートやりましたが、消耗がハンパなかった。車の気温計は43度でした。
熱中症でバイクコース上に倒れて痙攣している人がゴロゴロいて、バンバン救急車来てました。
レース後も相当気を使わないとやられるな。
7割我慢比べですね。
8時過ぎの飛行機で青森空港へ。
木村先生がお迎えに来て下さると言うのを、必死にお断りしてレンタカーで弘前市内。
途中7号線で先生と待ち合わせ。
初対面です。
真っ黒に日焼けされて、非常に小柄。まんまるの眼鏡の奥には優しそうな目が印象的な初老の男性。大変失礼ですが、全て歯が無いので、結構な年上に見えます。
先生の案内で早速お勧めの鶏を育てている組合さんへ。
ここは鶏卵が中心ですが、少量鶏肉も生産されています。
衛生服に着替えて鶏舎の中へ。
通常のブロイラーを想像していましたが、まったく違います。平飼いです。自分のテリトリーを与えられ、そして輸入の配合飼料ではなく、米が68%入った自家配合の飼料です。トウモロコシはほとんどはいっていません。
輸入の飼料用トウモロコシは遺伝子組み換えが多く、そのため国産の餌にこだわっているそうです。
まず驚いたのが、鶏舎の臭い。
全く臭くないのです。衛生環境の悪いところはアンモニアで目が痛くなることも有るのですが、ここにはそれが全くない。
しかも、平飼いでも鶏は臆病なので、知らない人間が来ると一斉に逃げてパニックになるのですが、ここの鶏は全く動じず。
涼しい顔して餌を美味しそうに食べています。ストレスが無いからなんだそうです。
鶏舎から出て、用意して下さっていたのが、卵。
スーパーで買ってきた他の卵も一緒にお皿に割ってくれました。
その差は一目瞭然。
このブログにもタイムリーに乗せましたが、黄身の色が黄色ではなく、白いんですね。
黄色が濃く、半ばオレンジ色に近い色が栄養卵として珍重されることがありますが、トウモロコシを多めの配合飼料だと、トウモロコシの色が出るのですが、行き過ぎたオレンジ色は餌に混ぜた着色料なんだそうです。
着色料・・・マジか。。。。
白身の部分も、割った時の盛り上がり方が半端じゃ有りません。
こちらではトウモロコシは5%程度に抑えられ、その分青森県産の飼料米が与えられます。
卵アレルギーやアトピーの患者さんでも食べれる卵だそうです。やはりアレルギーとは化学物質過敏症の一面もあるのでしょう。
私自身も添加物に過敏に反応しましたし。
卵を産み終えた鶏を精肉として出荷しているそうです。私はそちらもお料理に使ってみたいと思います。
少々固い肉質らしいので、なんとも言えませんが、これだけ健康的に育った鶏ですから、なんとかお客様にお届けしたいと思っております。
お次はお勧めの豚肉。自然な飼育方法を実践されている鰺ヶ沢の長谷川自然牧場へ。
途中、木村さんと二人三脚で今までやってこられた弘前市役所前にあるレストラン山崎の山崎シェフと合流。
山崎シェフもこちらの豚肉をお使いだそうで、ご一緒頂いて、鰺ヶ沢まで。
到着すると、まず焚火のかおりがします。
牧場の豚舎の一角で炭を作っているそうです。
それを豚の身体に塗って体温上昇を抑えたり、焼く時の煙で虫を寄せ付けない環境を作っています。
餌は自然栽培のじゃが芋。コンテナに満載していました。
これだけこだわったじゃが芋を食べている豚ははじめて見ました。
そして、排泄物は長い時間かけて完熟堆肥となり、自然栽培の野菜づくりに使うという徹底した循環型農業。
堆肥の現場も拝見しましたが、手を突っ込むと温かい、というか熱い。発酵がドンドン進んでいます。
こちらでお昼ご飯をごちそうになりました。
放し飼いしている鶏の卵と自然栽培のお米で卵かけごはん。オカズはこちらの豚肉のシンプルなソテーです。
いや~、旨かった~~。
脂が非常に甘い。主にお米を与えて飼育しており、脂の乗りが良いようです。赤身もイベリコやキントア豚に負けないアミノ酸を感じます。
こちらは生産量がそんなにないため、パテ類には使わず、レストラン、ターブル代官山で使わせて頂こうと思います。
デザートにメロンを頂きましたが、これがまた絶品。
木村さん、メロンが大好物らしく、一人で一玉食べて、そのあとガリガリ君を召し上がってました。
木村さんは歯が無いんですけどね~。
食べた後も、社長さん、おかみさんとじっくり自然栽培談義をさせていただきました。この栽培方法は今後の日本の付加価値農業の切り札、価格に負けない農業との事です。やはり皆さんTPPを意識されているようです。
木村式自然栽培はドイツでも注目され、木村さんは直接ドイツに赴いて自然栽培の方法を伝えているそうです。
地球温暖化の一番の原因は自動車などの排ガスではなく、実は大規模農業における農薬使用などが原因であることがアメリカで証明されたそうです。安心して食べられて、しかも環境負荷のない自然栽培はこれからの世界的な流れとなっていくのでしょう。
ということで、木村さんお勧めの長谷川自然牧場さんを後にしました。
その後、色々とお打ち合わせのために弘前市内のレストラン山崎さんに戻りました。
続く。