2014年01月10日
野菜が好きです。
冬野菜って、深めに火入れすると良いですね。
ネギ、カブ、大根、芋、人参・・
野菜って新鮮な方がいいって思ってるでしょ?
違うんですね~。
大根なんかは2ヶ月くらい置いて、軽くウチのオカンみたいにシナシナの方が美味いんですね~。
芋もそう。
凍らないように自分で糖度を上げるんで、より甘さが出て、えぐみが抜けます。
じゃが芋は表面に皺が出るくらいでちょうどいい。
大事なのは見た目じゃなくて中身です。
お調子者な私は
歩くフェロモンの様なおねえさんに煽てられ、簡単に木に登るんですね。
またまた褒められた魚介系です。
さっきのアンキモはケーシングに入れて極太のソーセージ状になりました。
ああ、この極太で小麦色の素晴らしいフォルムをフェロモン姉さんに見せたい・・
そしてエロいコメントを頂きたい・・
ああ、考えただけで先っぽから・・・
あああああああああ!!!!!!!!!!!
・・・・・・アンキモは和食を踏襲して、血抜き、臭み消し、そして蒸し上げてあります。
臭みを消すのに、リカールという強めの香りの酒を使ってます。
んで、サラミを作るのに使ってるケーシングにパンパンにつめて蒸してます。
仕立てとしましては、今が一番美味いネギをこれまたトロトロに蒸し上げて、ドレッシングでマリネ、そのネギとアンキモ、キャビア、レモン効かせたサワークリームを一皿に盛り込みます。
ネギの甘さ、アンキモのコク、キャビアの塩気、サワークリームの酸味、とてもバランス取れたお料理になりました。
今日からレストランで。
朝ローラー30分
TTバイクですが、まだまだポジションが決まりません。
ローラーでポジション決めても、アップダウンのある実走だとちょっと違和感出るんですね。
サドルの前傾を直し、位置を2cm後ろに下げてエアロバーを1cm出しました。
要するに胴長短足。
今度の休みはバイク100kmだな。
実は得意な魚料理
フランス料理の古典において、圧倒的に弱いのが魚料理です。
国土が5角形のフランスで、陸続きの国境もあり、海沿いの地方は限られます。
肉は自分で育てられるし、色々な種類もあり、内臓も使えます。やり方次第で保存も効くため、どうしても内陸は肉料理の保存食が発展したのです。
魚に使われるソースも、アメリケーヌ系かヴァンブラン系がほとんど。
エスコフィエにはブールブランは載ってませんから、あのソースは現代の新しいカテゴリーに入ります。
それ以降、これという魚専用のソースは編み出されていません。
ここに海に囲まれた日本と、フランス料理との大きなギャップがあります。
日本は新鮮な魚介類を刺身や天麩羅などシンプルな引き算料理で昇華してきました。
イタリア料理も似たところがあります。
それが古典的なフランス料理の概念にないのです。
フランス料理とは足し算料理。
だからこそ、ここまで発展したのでしょう。
ハンディがあるからこそ、知恵を絞る。
ここがフランス料理の好きなところです。
本題です。
個人的に冬は魚が食べたくなります。
夏はパワーを付ける意味でも肉です。特に内臓。
大好きな魚、鱈を仕入れました。
丸々と太ってます。
フライパンで皮を焼くポワレは好きではないので、バターを乗せてオーブンだけでじっくり火入れします。
中心プルプルの若めの火入れが好きです。
日本人は刺身大好きですが、火を入れた魚の若い火入れはイマイチ人気無いです。
これはどうしたものか悩んでますが、美味しければ受け入れて下さるでしょう。
付け合わせは考えてませんが、多分洞爺湖野菜の煮込みかなんかですね。
常連チームのフェロモンお姉さんに、”シェフは肉の帝王なのに魚もお上手ですね。”
と言われて、軽く勃起しました。
完全に調子に乗ってます。