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2018年08月18日

最終段階の新人研修

こいつをベストボディジャパンに出したいと思います。

 

 

うむ、なかなかのポテンシャルではないか。

 

ここから、チキンブレストレシピを賄いで作らせて、私と一緒に筋トレして大会に経費で出したいと思います。

 

税務署的にも行けるでしょう。

 

私はというと…

 

 

 

むむむ、体脂肪が低すぎてギスギスですね。

 

タンパク質足りないかと。

 

わたしはこれ以上何か始めると三行半食らうので、今回は新人研修の総仕上げで若造を鍛えて行きます。

 

清水さん、どうぞよろしくお願いします。

 

フォローはお済みでしょうか?

ムフフなお知らせがアップされましたよ。

 

先行してターブルオギノのインスタ、もしくはフェイスブックにて。

 

既にご予約いくつかありがとうございます。

 

今回の件は、自己否定的な内容となってますよね。

 

そう、今までの殻を破って新しい世界に出ていこう、と。

 

 

ムフフ。

足し算の料理

今日はRED DAYでした。

 

うさぎのコンフィ

 

 

コンフィは保存食ですが、作りたてが一番旨いのです。

なので、時間逆算して脂でコトコト煮込んで、仕上げにオーブンでバシッと焼きます。

肉棒みたいですが、ウサギの後ろ足です。

 

 

 

鴨とフォアグラのパイ

 

 

説明不要、もはやスペシャリテと言っても良いくらいに鉄板カチカチのシミケン師匠のチンコみたいな料理です。

大きく焼くと更に美味しいです。

 

 

さて、今日の真打ち登場。

 

鹿のポワブラード

 

 

どうですか、この素っ気ないビジュアル。

 

流行りに乗るなら、なにかのパウダーとか泡とかゼリーとか雑草が乗ると思いますが、私にとってそれは重要ではない。

研がれたピッケルのような、サガンの自転車のような、使い込まれたサーフボードのような、シンプルで機能美のあるビジュアルが好きです。

 

付け足すものが無くなるのではなく、取り除くものが無いこと、それこそが完璧な姿なのです。

 

 

このソースはただの茶色いタレですが、鹿肉を余す事なく使い切ったフランス料理のエスプリの塊。

 

じっくり炒めた野菜と鹿のくず肉に赤ワインを注ぎ、香辛料を加えて冷まし、肉を漬け込みます。

肉から出るエキスと引き換えに赤ワインの香りが表面を覆います。

翌日マリネ液から引き上げ、マリネ液をもう一度沸かして煮詰め、さらに赤ワインと出汁を入れて2時間ゆっくり煮詰めます。

ここにガストリックという、甘酸っぱい味わいを加え、バターを繋いで網で濾します。

濾しているので、見た目はただのタレにしか見えません。

この茶色いタレにフランス料理の全てが詰まっています。

恐るべしフランス料理。

鹿肉が鹿肉たることを脳裏に焼き付ける、これぞまさにフランス料理の厚みと真髄。

 

そして、デザートはノリと勢いだけで30秒かからず決まった夏のパフェ。

 

バナナとホワイトチョコレートのムース

パッションのバタークリーム

クランブル

マンゴーのマリブマリネ

パッションのタネ

マンゴーのソルベ

 

ああ、こりゃ美味いに決まってら。

 

 

次回のRED DAYは未定ですが、またいきなりゲリラ戦法で緊急告知しますので、読み流しなく!