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2019年02月02日

はい、またです。

今夜のお席、キャンセル頂きました。

 

万難排してでも行きたい、寒空の下で何時間でも待ちたいという世田谷通りのパン屋さんみたいな店を作らなければならないのですが、私のような凡人にはなかなか難しいですね。

まだまだ修行が足りません。

もっと良いものを作らなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、気を取り直して

農家の熱い野菜と今夜来てくれるお客さんのために頑張ります。

 

洞爺湖の佐々木さんにお願いして、うち用にジャガイモをストックしてもらってます。

 

去年の秋に取れたやつを雪の中に埋めてもらって、寝かせてから小出しに出荷してもらってます。

 

ジャガイモのピュレも旨いですが、個人的にタコが好きなので、イタリア料理風にタコとジャガイモのサラダです。

 

主役はあくまでもジャガイモ。

タコは旨味です。

オリーブオイルとニンニクでコンフィにしたタコに甘さマックスのジャガイモを合わせます。

それだけではつまらないので、同じ土で育ったトレビスやフヌイユいれます。

茹でただけでもうまいんですが、敢えて足し算することでさらなる高みを目指します。

どうすれば良いの?

営業中にキャンセルをいただきました。

 

まぁ、こういう事は少なくないんですけどね。

 

事前にアレルギーの差し替えを伺って別メニューにしたり、誕生日や記念日プレートなどご用意して待ってるわけです。

 

ウェブ予約にして電話はとらないようにすることで、言った言わないをなくしていこうと思ってました。

でも、ウェブだとキャンセルも簡単なんですね。

体温がそこに無いんですから。

だから平気で踏みにじるんです。

 

 

キャンセルポリシーに沿ってご連絡しても、ほとんどはあたかも店側が加害者かのように逆ギレされて終わります。

私的にお金の問題ではないんです。

そんなことはどうでもいい。

 

材料には生産者が居て、運ぶ人がいて、私たちが手間をかけて準備しているということが全て無駄になります。

イマジネーションの欠如って言うんですかね、何かする事に対してのインパクトを考えない人があまりにも多いような気がします。

そして、そういう人って被害者意識しかないんです。

矢印を自分に向けて考えられない。

 

そういう人は簡単に食べ物も捨てるんでしょう。

自分が腐らせた、と考えず、

腐ったから捨てるんです。

 

こんな事、ここに書いても本人達には届くわけもなく、このブログの読者はリテラシーの高い方ばかりなので、こんなところに書くのは間違ってます。

 

日本人はモラルが良いって本当ですか?

 

こんなに馬鹿にされる仕事なら、近いうちレストランなんてこの世から無くなります。

全部のっぺらぼうの金太郎飴みたいな店ばかりになれば良いんですよ。

 

 

 

 

そろそろやりますか

長崎五島まであと140日となりました。

 

前回のレース以来、山ばかり登ってまして、自転車には一度も跨がってませんでした。

 

こういうのは、やりたくなるまでやらない方がいいですね。

 

やる気になったら勝手にやります。

 

ウチの若いスタッフもそうですが、勉強しろと言ってやるやつなんて居ません。

 

自分が本当に面白いと思わないとやらないもんです。

 

なので、私は若手を育てるつもりなんてサラサラございません。

育つ奴は勝手に育ちます。

そういう環境は用意しているつもりなので、やるやらないは本人次第ですね。

 

ということで、今月から追い込み開始です。

 

K山部長とY田さんに追いつかないと。