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2014年04月22日

昨日はこちょこちょしてました。

色々とありまして、ブログにアップ出来るような内容ではなかったので、秘密裏に都内をグルグル。

その中で、なんとか時間作って絶対に見たかった映画がありまして、夕方に銀座シネスイッチ。
久しぶりに公開前から楽しみにしていた映画です。
その映画は都内でもここでしかやってない、いわゆる単館系。
単館系はマニアックとか、暗いとか、陰湿とか、ハッピーエンドじゃないとか、ヲタクっぽいとか、ミュージカルっぽいアニメディズニー映画がいま一番ナウいのに単館系なんて狂ってるね的な事を言われそうですので、あまり声を大きくして行ってきましたよ的発言出来ないのですが、誰にどう思われても別に良いもんね、それでも絶対にみたいのである、と無理やり行ってきました。
そんな私の面倒な性格は置いといて、CGのミュージカル的な映像による感動はなく、売れまくるような主題歌も無く、ただ淡々と進む映画です。

http://bitters.co.jp/choco/

この映画は、一言では言い表せません。

初めて映画で感じた、ナイフで身体を切られるような、結末。
ラストの20分は涙が止まらず、言い様のない無力感と、どうしようの無い現実にただなすすべなく立ちすくむような後味。
これは敢えて人に勧める映画では無いのかもしれません。ですが私自身には、ある意味で決意を伴うような素晴らしい作品でした。
私はこうしたメッセージ性の強い映画が好きです。