2016年06月01日
7月のビュッフェ
実は池尻でずっとずっとやりたかったんです。
このスタイルって、ありそうでなかなかないかなと。
ビュッフェ自体はホテルの朝食とかいろんなところでやってますが、こだわった野菜で他にはあまりないようなデリやオール自家製の無添加シャルキュトリーを好きなだけ食べてもらって、そのあとにしっかりと肉(魚でも)を食べる、というスタイル。
いつか、これがやりたくて、GREEN DAYやRED DAYをやっているようなものです。
なぜって?
これが一番作り手にも食べ手にもいいと思いますから。
もちろんメニューからあれこれ選ぶのもいいですし、お任せ一本コースもいいでしょう。
でもOGINOでしか提供できないものっていったい何だろうと、前々から悩んでいたんです。
せっかくデリの本やシャルキュトリーの本も出し、今後は果物の本も出します。
でもそれがお店に生かせてなかった気がしていました。
本当にその日に届いた野菜でその日だけの料理を即興でやりたいんです。
シャルキュトリーもいろいろ並べて好きなものを食べていただきたい。
メインは誰にも負けない肉焼きテクで悶絶昇天エクスタシーしていただきたい。
それを総合すると、やはりこの形が一番。
最近はお任せ一本コースのお店が増えましたが、私はそれでは満足できない。
もっといろいろと作りたいし、お客様には選ぶ楽しみも味わってほしい。
ベジタリアンでも肉好きも楽しんでもらえるレストラン。
そのスタイルを実現するには野菜デリとシャルキュトリーのビュッフェで好きなだけ食べてもらって、メインはエクスタシーな焼き加減で悶絶ソースのかかった肉料理を食べてもらいたいと思っていました。
今回はスタッフがお休み多くて足りないから、やれる範囲で試験的にやってみるとはいってみたものの、実は料理を全部自分で作れることが楽しみでしょうがないんです。
早速、ご予約のお電話をたくさんいただいているようですが、ぜひともこの機会に新しいOGINOの方向性を体験していただければと思います。