2016年06月20日
ご存じの通り
長崎は記録的な大荒れの天候です。
飛行機欠航で五島に足止め。
明日も飛行機飛ぶかわかりませんので、本土までは高速船にて移動。
長崎空港から羽田ですが、どうなることやら。
ここまで酷い天気なのに、レースはバッチリ晴れて脱水症状リタイヤという皮肉な結果。
まあ、人生そんなもんです。
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大変な1日でした
土曜日入りした長崎五島福江島。
今年でなんと4年連続。
いい加減にしろ的なことも言われなくなり、半ば見放させれた感じ。
梅雨時期で毎年雨っぽいのですが、今年は土曜日が土砂降り。
しかも夜は雷なって、大会自体開催危うい感じ。
日曜日も雷雨予想の終日降水確率100パーセント。
日曜日は四時起床。
朝飯食って、いざ出発。
天気は悪い。
スイム会場に入って準備。
雨が上がる。
奇跡的に晴れ間が。
3.8キロのスイムスタート。
1.9キロを2周。
一周目は辛くて辛くてリタイヤしようかと思うくらいに辛い。
やっぱりぶっつけ本番は無謀か。
なんとか一周終えて38分。
一旦岸に上がって水飲んで落ち着いてから2周目。
今度は自分のペースで泳げるようになり、かなり楽ちん。
こんなに違うものかとあっという間に2周。終了。
１時間23分程でスイムアップ。
やれやれ。
ウェットスーツ脱いで着替えてウンコしていざ180キロのバイクへ。
これが辛いのなんのって。
引き続き、雨は降らず、晴れ間も出ていて暑い。
非常に暑い。
なにぶん、強烈な晴れ男なもんで。
長崎特有の変態バイクコースは相変わらず最高です。
登りか下りしかない180キロの長い長い道程。
ケツは痛い、首は痛い、肩は痛い、脚は攣る、暑い、汗が凄い、疲れて眠い。
100キロ過ぎたあたりでさすがにヤバイと思い、師匠から頂いたベルギー製のカフェインドリンクを飲む。
一気に眠気が覚めて脚が回る。
これはドラッグですね。
効果凄すぎ。
それでも150キロからは我慢の走り。
容赦ないアップダウンの連続で脚が笑う。
DHポジションも辛っなってきて、TTバイクなのにブルホーンを持って走るという情けない姿。
やっとの事でバイク終了。
史上最低のバイクパート７時間かかってしまい、戦意喪失。
ランに行くかどうか迷っていても仕方ないので、取り敢えずシューズ履いて出る。
辛い。
眠い、痛い、苦しい、吐きそう、寒気、脱水、めまい、意識朦朧。
この世の地獄を集めたような最悪の状況。
ランは片道10.5キロを2往復。
まずは10.5キロを１時間5分。
ここで脚が完全に止まる。
何度か道端に嘔吐したと思う。
てか、折り返してからはほとんど記憶無し。
帰りの10.5キロはほとんど歩いた。
まともに真っ直ぐ歩けず、スタート地点に戻って折り返した22キロ地点辺りでドクターストップ。
そのまま医務室に運ばれて点滴2本。
補給が上手く出来てなかったようで、体内の塩分と水分バランスが崩れており、ナトリウム不足と脱水症状。
雨予想が外れて湿度の高さもあって代謝に補給が追いついてなかった。
こんなに辛いレースは初めて。
補給って大事ね。そして難しい。
ウルトラマラソンの時よりも疲労感と内臓ダメージが酷い。
限界の向こう側には、今回地獄しか有りませんでした。
それもこれも全て自分の責任です。
準備不足と練習不足。
来年はどうするかわかりませんが、今のままでは終われませんね。
東京に帰ります。
毎年、私のワガママに付き合ってくれるスタッフの皆さん、不在イベントにご参加下さるお客様、そして許してくれる家族。
本当にありがとうございました。
そして、情けない結果ですいません。
