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2013年09月12日

ラン編

10km折り返しでジャスト20kmです。
しかし伊良湖はランコースが非常に曲者。
最初の5kmは小高い山を登ります。
結構な傾斜です。
伊良湖岬が一望できるくらいまで一気に登ります。
もともと欄が苦手な私はここで脚完売。
折り返しまでの残り5kmはず~~っと海岸線のサイクリングロードを走ります。景色が変わらないので、これはこれで辛い。
10kmまでキロ6分を切れるくらいで走れていました。
速くはないけど結構順調。
そして、折り返し。
12kmを過ぎたあたりでがっくりペースが落ちてきます。
そして目の前もぼんやりして、クラクラしてきます。
完全に低血糖で、ハンガーノック寸前。
バイクで補給がうまくいかなかったツケがここにきて効いてきます。
ミドルとはいえ、カロリーは相当消費しています。
こりゃいかん。
と言うわけで、レース中とは思えないくらい、エイドステーションでバナナ一気食い。
ボランティアで元気に応援してくれていた地元の高校生にも軽く引かれる位猛烈に食べました。
”あの~、そんなに食べても走れるって凄いですね~。お腹痛くなりませんか~“
”はは、オジサンは大丈夫なんだよ~“

そしてラスト5kmは来た道と同じくまた山を登ります。
これは辛い。
登りは歩いてしまいました。

下りはなんとか走ります。
後からきた選手にも相当抜かれました。
意識が飛びそうになります。

山の頂上を越えてゴール地点に向かう下り坂、アナウンスが聞こえ始めて次々ゴールしています。

ああ、やっと終わる・・・トライアスロンなんて二度とやるか。
毎回思います。

ゴールゲートが見えてきました。

よし!!いくぞ!!

と、気合い入ったところに、聞き慣れた声が私を呼びます。”おい!おい!伸也!”
ひたすら私の名前を連呼するオトンでした。
そして、見慣れた干し柿の様な顔した人が、コースに飛び出してきて”ひゃ~~”と言いながら必死に携帯で写真を撮ろうとしております。
実はカメラ機能を使ったことのないオカンでした。

34歳にもなって、両親が応援に来るのどうかと思いますが、まぁこれはこれで嬉しい。
ゴールゲートはお上と一緒に手を上げながら通ってレース終了。

余りの辛さにその場に倒れ込んでしまい、危うくあっち側に行くところでした。

今回は本当に出し切りました。

後から聞いてみると、相当スイムは皆さん苦労されたようで、トップの選手ですら45分という厳しいコンディションでした。
ビーチから見ても、全く前に進んでいなかったようです。

スイムは1時間以上かかりまして、かなりスタミナ消耗しましたが、その後のバイクは62、7kmを1時間56分とスピードが付いてきたことを実感。やはり私はランが課題。12kmからの失速は走り込みの不足が原因。まだバイクをマックス踏んだあとのあしが出来ていません。バイクのポジションも課題か。
TTバイクはもしかすると10月末の川崎ショートに間に合う可能性が出てきたので、これは良い機会なので、TT投入してポジションを決めて良いタイムを出して、総合でもベストを出したいところです。
スポーツの秋到来で練習には絶好の季節。
来年のロングに向けて、オフシーズンはランとTTバイクの走り込みです。

ちなみに二ールプライド・バイヤモ2014年モデルはカラーがブラック×ライムという超カッチョ良いカラーに変わって、かなりテンションあがっております。