2019年01月23日
なし崩し的に
クレープ・シュゼット始めました。
毎年恒例となってきました。
マキシムが閉店した今、もはや絶滅したと断言していいでしょう。
ここ池尻では、あの世に逝った素晴らしい料理たちを、織田無道が呪文を唱えるかのように
死者と会話するぞ!
お前を現世に引き戻すぞ!
というように、インチキ臭い蘊蓄語りながら作りたいと思います。
酸味を残しつつ、甘さを加えてリキュールでキレを出します。
フランス料理のアプローチそのままに作られたソースをたっぷりと吸い込み、デロデロに膨れ上がったクレープ。
熱々に熱せられたクレープとエロい艶を伴って光るソースに投下されるヌルリとしたバニラアイスはダラダラとクレープのヒダヒダの間に沿ってだらしなく、卑猥に、豊満に、イヤらしく流れ出します。