2019年01月10日
今日も鹿を三頭
処理しました。
湘南であらかた解体までやってもらって、私が車で池尻まで運んできて、細かく部位ごとにバラしていきます。
ソテーになりそうな柔らか部位と生ハムに出来そうな部位を選別、綺麗に筋を取って塩漬け中。
その中で出てくる半端な肉はアトリエに送ってテリーヌになります。
骨は焼いて24時間煮込んで出汁をとります。
皮は掃除して塩漬けして鞣し屋さんに皮から革にしてもらって、近くのアパレルメーカーさんと何か作ります。
煮込んで綺麗になった骨はウチの犬が食います。
もちろん全部食えませんが。
骨、欲しい人居ます?
犬はゴリゴリ食いますよ。
弾が当たって血が黒く変色しているところも当然少なくない量出ます。
それは茹でてウチの犬の餌です。
捨てませんよ。
あらゆる方法で捨てません。
最終目標は、これらの鹿を私自身が鉄砲や罠で獲ること。
私がこの手でキチンと責任持って殺す事です。
見えないものに蓋をせず、見たくないものを遠ざけずに身近に置き、実際に断末魔の叫びを聞いて料理するという事です。
そうする事で初めて見えてくる新しい世界があると思うのです。
そういうことを理解してくれるお客さんに来てもらいたいのです。