« | »

2014年03月25日

新メニュー色々

そろそろ菊芋が終了の気配。さらば菊芋メニュー、春の到来と共に。
女子的にはかなり優秀な野菜で近年注目の的。
そんな菊芋にジェラシー感じつつ、菊芋をフォアグラソテーに合わせて女子受けを狙い、ついでに私もモテたいな、いやらしい考えをしたりする。

そしてサーモンが復活。
得意の半生。
生なのか、そうでないのか、いや火は入っている。
アレで言ったら寸止め状態。イキたいのにイケないドS料理。

サーモンは寸止めですが、アスパラはイってしまいました。
国産品、特に北海道はゴールデンウィークに間に合うかどうかという時期ですので、それを待てずにフランスから買ってしまった。
ああ、ダメな私。
柔らかめに茹でます。硬いのはだめよ。シャキシャキもダメさ。フニャフニャの手前くらいに火を入れねぇと。
私も最近はめっきり硬くなくなりました。これも加齢の影響か。
昔は硬過ぎて途中でポッキリいくのではないかと心配したほどです。
アスパラを見るたびに毎年私は嫉妬の度合いを増すのだろうか。

魚は教科書にもそろそろ載らなくなるのでは、というデュグレレ風です。
白身魚を白ワインと出汁で蒸し煮して、煮汁を煮詰めてクリームとバター。今回はアサリも一緒にブレゼしてます。
本当に古典は旨い。そう思い出させてくれる魚料理です。

羊はマリアカラスが登場。
久保田利伸的な根強いファンのいる料理です。

新作テリーヌは仔羊と豚皮コラーゲンのテリーヌ。
最近ヒザや足首がちょっとヤバそうな気配がしまして、自分が食べたいテリーヌ、いや、食べなきゃいけないテリーヌを作りました。テリーヌ界の皇潤ですね。
ちなみにうちで使ってる野菜も、慣行栽培よりも栄養価が高いようです。生で食べて頂きたいですが、馬じゃ有るまいし、そんなに生野菜ばっかりお出しできないので、火入れしたものをガッツリ使ってます。
最近お客さまに言われますが、たっぷり肉を食べても翌朝お腹が軽いのはお野菜のおかげかと。

医食同源、良い料理は医者いらずです。