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2018年12月04日

洋食とは何か

カキフライやハンバーグ、カレーにハヤシライス。

洋食と呼ばれるものの定義について、昨日今日と悶々と考えました。

 

ウィキペディアなんてクリックしないで、ボクちゃんは自分で答えを見つけるぞ!

 

と、鼻息荒く。

しかし、色々な本を読み直していくといつも通り、どうでもいい部分に目がいって寄り道し始めます。

この寄り道ってのが良いんですよ。

 

明日から、今作っている本の最終章である洋食の撮影が始まります。

ここに核心部を書いてしまうと本が売れなくて私の小遣いが減るので書きませんが、洋食の定義ってのを私なりに考察出来ました。

 

洋食って、フランス料理なんですけど、日本で独自に進化した日本料理なんですよね。

辻静雄先生の言葉を借りればフランス風日本料理です。

トンカツもフランス料理の子牛のカツレツを、ソテーではなく揚げた事が始まりです。

クリームコロッケはエスコフィエのルギットキュリネールにもなってます。

そう、ゴリゴリのフランス料理なのです。

 

いつか、海が見える洋食屋のジジイをやりたいというのが私のささやかな願いでして、ちょっと気合い入ってます。