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2020年02月11日

今日の賄い料理

今日のテーマは北イタリアです。

 

 

馬のカルパッチョ。

塩して寝かしてあるので、水分が抜けて締まり、ネッチョリ感アップしてます。

 

これにパルメザンではなくブリードモー乗せたサラダが今週末のオヌヌメ。

 

 

ラザーニャ。

バロティーヌの端材使ったポモドーロです。

 

実は私、元々はイタリア料理志望だったのです。

アニキが中学生の頃、私は小学生3年生でした。

そのアニキが隣町のイタリア食堂なる場所に行ってきたぞ、世の中にはラザニアという旨い食い物がある事を知ったぞ、良いだろ、ブハハハハ!

と、まだ1人で電車に乗ったことのなかった私はそれはそれは羨ましく、隣町のイタリア食堂なるものが、海の向こうの外国かと思うほどの憧れる場所になりました。

その頃はネットなどなく、ラザニアとは一体何なのか、どんな味がするのか、甘いのか塩っぱいのかすらも、全くわかりませんでした。

 

寝ても覚めてもラザニアなる食べ物の事が知りたくて知りたくて堪らず、餡掛けスパゲッティしか食べたことのない田舎の先生に聞いても知ってるわけもなく、図書室にイタリア料理の本はない。

チンコとウンコの事しか頭にないような小3男子がイタリア料理についてウジウジ考えているなんて知れたら、親になんて言われるかわからないような学歴偏重の時代でしたので、悶々とした日々を過ごしまし、ついにラザニアがなんなのかを知ったのは2年後の5年生でした。

ただしかし、このラザニアがどんなものかを簡単に与えられていたら今の仕事はしてなかったでしょう。