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2020年04月03日

土イジり

こんな時、やれることなんて、たかが知れてます。

 

ニンニクを1000個ほど植えました。

途中で間引きすると、高知特産の葉ニンニクです。

結球する前の段階でとると、メチャンコ瑞々しいニンニクの香りが楽しめます。

中国料理の回鍋肉は、この葉ニンニクでやることが多いのだとか。

日本では葉ニンニクで出荷することがないので、珍しい野菜として高知県で主に作られ、カツオのタタキに添えられてました。

 

 

 

何ヶ月も後に収穫できる作物を、こんな状況でも植えるということの意味。

ここには人間とは別の時間軸があり、その自然のサイクルは人間にはどうすることも出来ず、昔の人のようにただ待つのみ、祈るのみ。

ウイルスも同じです。

ただ静かに自然に寄り添う。

そう、私は簡単には諦めませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

たとえ明日世界が滅亡するとしても、彼はリンゴの木を植えるだろう。

彼はそういう男なのだ。

星野道夫