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2020年04月03日

先月末

コロナ休業前の最終日に来てくれた常連チームの某堂筋母が、何をどうすればこういうセレクトになるんですか?

という素晴らしい本をくれました。

 

そういえば、前回は翼が取れかかったデルタ航空の飛行機の模型を頂きましたね。

今、その飛行機は結局、翼が全部取れてテポドンみたいになってます。

 

 

狩猟業界では有名な罠師、千松さんの新刊です。

 

どうやら、この本を私ではなく私の息子にプレゼントとか。

 

確かに、ウチの5歳の息子は自宅横の川に散歩に行って鴨が居ると、

可愛いな〜

という甘っちょろいコメントではなく、

旨そうだな〜

と非常に人間的に正しい事を言うようになりました。

そこから一気にイノシシ猟と解体ですか。

逆に、一般的な価値観に毒され、飼い慣らす為の学校教育に染まる前の今のうちに、都市生活として見ない方がいいもの、隠した方が良いとされるグロい部分を先入観なしに叩き込んだ方がいいのかも知れません。

クラスメイトに

今日の弁当はウチのトーチャンが狩ってきた鹿のミートボールと猪の生姜焼きなんだよねー、お前のタコさんウインナーと交換しようよ。

と、サラッと言える小学生。

罠免許自体は18歳にならないと取れませんが、オヤジについて山に入って鹿やイノシシを狩って食うことは出来ますし、今年の湘南荻野家のミッションはまさにそこにあるのです。

あと、米も作りたい。

息子と狩猟に行って、息子がベジタリアンになればなったでそれはそれ。

本自体の内容としては、ルビ振ったり平仮名多目にしたりと子供向けにアレンジされてはいるものの、写真は容赦なく血塗れウンコ塗れです。

 

この本を読んで、

良し!僕ちゃんも猪を狩りに行きたい!

という小学生が増えるとは到底思えませんが、自分が食ってる肉は一体なんなのかを大人が教えてやるのは大事なことだと思います。

 

私世代が親になると言うことは、既に肉が生き物だった事を知らない世代なので、まずは親がこうした事を知るのは大切なことだと思います。