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2015年04月07日

暇なので

煮込みハンバーグをひっそりスタートさせます。

あくまでひっそりと。

挽肉料理は私のマイブームでして、色々と可能性を感じています。
パテやソーセージはそもそも挽肉料理の代表選手でして、同時に庶民的な料理の代表でもあります。
私はレア食材の高級なお料理よりも、こういった庶民的なお料理のほうに萌えます。

今回はただの宮古島牛の挽肉です。
これを秘密のルセットで練り、丸めて焼き、赤ワインとフォンドヴォー、香味野菜で2時間煮込みました。
普通2時間挽肉煮込むとドロドロのミートソースになりますが、ここは挽肉で勝負してきた私どもの技術を込めてしっかりとした肉感を残しつつ、味の乗り具合を見ながら調整してあります。

ロワイヤルっぽい仕上がりを目指していたので、ソースは限界まで煮詰め、仕上げにバターと生クリームでコクと軽さを出し、そしてトドメは豚の血液で濃度とコッテリ感を出しました。もちろん、トッピングはフォアグラのソテーがのっかります。
おそらくここまでクレイジーな煮込みハンバーグは簡単にはないと思います。

挽肉の面白さに改めて気づいた今日この頃、もうちょっと研究してみようと思います。