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2020年04月07日

種播き

緊急事態宣言出ますね。

飲食店は生活必需品?らしく、営業しても良いそうです。

営業しても良いよ!

店あけて良いけど補償とか特に無いんで自分たちで頑張って稼いでなんとかしてちょんまげ!

という、まあ当たり前の話です。

 

 

 

そんな半分ニートの私は引き続き、ひたすら畑を耕し、一心不乱に雑草を抜き、種播きするしかやる事がありません。

 

 

 

タネ界隈の異端児、日本で唯一固定種の専門店の野口種苗店のタネが湘南tsiteで買える事はあまり知られてません。

昔、某学館の週刊某ストに書評の連載やってましたけど、野口さんの著書”タネが危ない”で書評書いたらお蔵入りという建前のボツになりましたね。

その本はとにかくスゴい内容で週刊誌が喜ぶ内容だと思ったんですけど、大人の事情が優先されたみたいです。

それがきっかけで週刊ポス某の書評連載は辞めました。

 

 

 

今回はビーツ、二十日大根、唐辛子、にんじんなど仕入れ。

 

畝立て8本ほど。

腕が太くなってきました。

人力でやれる範囲でやる、というのが私なりのルールなので、機械でダーっとやってあとは放置というわけにはいきません。

 

 

 

やっと自転車にハマってくれた長男は農作業には目もくれず。

 

私達飲食業は人間社会の生態系で言うと、大切に育てられる美味しい野菜のような基幹産業や生活インフラではなく、面倒見ないのに勝手に生えてくる雑草みたいな隙間産業です。

定期的に除草されたり野放しだったりしますが、また知らん顔でいつの間にか生えてきます。

一方で自然界に意味も名前もない草はなく、それぞれになにかしらの役割があって存在するわけです。

綺麗な花を咲かせた後は緑肥になって他の作物の栄養になるかもしれないし、動物の餌として循環するかもしれません。

一つだけ言えるのは、雑草は誰かに育てて貰おうは思ってないという事。

さあ、私たちの存在意義が問われてますよ。