« | »

2010年08月04日

ロディ

ミュージカルを観てきました。
ロディはイタリアのかわいいキャラクターですが、足が短かいので、速く走れません。
親や友達からノロマだといじめられてしまいます。
みんなとちょっと違うことでみんなの足を引っ張ってしまいます。

“君はみんなとちょっと違うよね、でもそこがいいよね。”

このミュージカルのコンセプトです。
最近の子供に関する事件、心が痛みます。
身体的虐待、ネグレクト、性的虐待・・・
勉強ができるできるとか、足が速いとか、歌がうまいとか、もちろん個性です。
しかしながら、長所ばかりを見てしまうと短所で子供を責めてしまいがちです。
個々の個性を見出して褒めてあげる、伸ばしてあげる、そういうことが大事なんではないでしょうか。
子供に限らず、例えば若いスタッフでもそうです。
できないことを責める前にできることで個性を伸ばしてあげる。
みんな得意不得意があって、他のみんなと同じようにできないことを責める前に、その子の得意分野を伸ばしてあげるように促してあげることが親や上司に求められていくのではないでしょうか。
大切なのはそういうことだと思います。

そういったことも踏まえ、非常に楽しく、勉強になりました。
赤坂草月ホールで金曜日まで上演してます。
このイベントは小児がんのチャリティーも応援してます。