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2020年04月27日

ステイ・ファーム

家にに居ろ、と言われると出たくなるのですが、海は閉鎖されてるし、山は山岳連盟が登山自粛、そしてキャンプ禁止ならば私には畑があります。

 

雑草との仁義なき戦いがありますから、家にいる訳にもいかんのです。

 

畑仕事を子供の遊び場に変える為には、テントを張ってキャンプ気分を出さないといけません。

という事で今日は一家全員で畑キャンプ。

 

 

 

ハイハイしかしない次男はテントに軟禁、長男はサッカーやら自転車やらテキトーに。

 

その隙にオトーサンはガムシャラに草むしりです。

 

エロいですねー。ジャガイモは女性名詞なのが理解できます。

なんかこう、楚々とした美しさとグラマーなボリューム感のある葉っぱしてますね。

往年の豊丸のような豊満なポテトに育って欲しいものです。

 

 

 

ニンニクは他の動物は食べない嫌われ者ですが、人間には美味しい野菜でスタミナと免疫力アップの代表。

嫌われているため唐辛子とニンニクを入れた薄い酢水は除虫農薬がわりになるという、毒にも薬にもなる孤高の存在感。

そんな江頭2:50みたいなニンニクが男性名詞なのも頷けます。

 

 

二十日大根も男性名詞ですね。

コイツは芽が出るのは早く、大して大きくならないけれど、とりあえず直ぐに食えます。

仕事投げたら取り敢えず直ぐ結果を出せるサラリーマン金太郎みたいなヤツです。

 

 

草むしりしながら、こんな事を考えてるんですけど、会話できるなら色んな事を聞いてみたいですね。

今日は寒いの?暑いの?

隣はカボチャだとウザい?

日当たりや風向きはどんな感じ?

やっぱ、雑草邪魔?実は意外と嫌じゃないとか?

 

という感じ。

野菜育ててるんだが、野菜に育てられてるんだかわかりませんが、私には分からないことだらけで、やりながら理解する感じ。

先入観やネットで知ったような気になってると自分が成長するチャンスを逃してます。

こんな夜更けにバナナかよ、という本を読んでから、そんな事を考えるようになったんですね。

やってみてはじめて分かることが山ほどあります。