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2020年03月06日

更にこんな時は

天然のミネラルや善玉菌を取り込んで免疫力上げるしか無いですね。

うちのミネラル満載、菌パワー全開の野菜達を食べますか。さらにチーズのパワーも借りましょう。

 

 

フロマージュは料理人が手を出してはいけないジャンル。

手を出してはいけないというのは、料理してはいけない食材、食材として意識してはならないという事です。

そのままが一番旨いので、下手に食材としての可能性を探るのは邪道なのだ、と辻静雄がすっぱく言っておりました。

 

ただ、例外がいくつかあります。

その一つがラクレット。

これはそのままでも旨いですけど、溶かすと更に旨くなります。

スイスとフランス・サヴォワのチーズで、ヒーターみたいなやつで断面溶かしてジャガイモとかにかけて食べるのが有名。

ジャガイモは重くなるので、農家の冬野菜を別々に調理して最後に合わせ、上からラクレットで作ったソース・モルネーをタップリと。

 

今回のラクレットはホンマモンのAOCのヴァレを当たり前ですけど使ってます。

なので、なかなかの玄人好みの仕上がりとなってまして、素人の方にはちとツライかも。

エメンタールやグリュイエールも本物は本物の香りと味わいなのですが、日本にあるシュレッドチーズと比べるとクセがあります。

ラクレットを溶かしただけでも良いんですけど、プロセスチーズ世代でフロマージュ童貞スタッフ曰く、胃の悪いおっさんの口臭か、足の指の間の黒いカスみたいな匂いがしますね、と引きつったマジ顔で言うので、熟女系フロマージュフェチの私基準では流石にアレかなと思いまして、ベシャメルで緩和したモルネーソースなのです。