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2019年12月12日

一応

言い訳じゃないですけど、ちょっと思うことありまして。

 

年末セットの使い捨て容器削減ですけど、パテやチキンは真空パックなのでプラな訳です。

ターブルオギノの惣菜入れてるのはプラパックでして、最近特に槍玉に挙げられているストローやプラスプーンと構造的には同じ事です。

海洋汚染やポイ捨てでペットボトルやストローやプラパック、レジ袋などのビニール製品への批判や代替案が盛んに議論されてます。

 

さて、当事者としての認識をそろそろ書かねばならないと思いつつ。

 

プラスチック包装を全廃する事は、もはや不可能だと思っています。

リサイクルされたものをなるべく使用する様にしていますが、結局そんなことはプラの問題全体からすればお茶を濁している程度の話で、ハッキリ言って根本的な解決にはなりません。

前々から思うこととして、プラスチックを使い続ける事の環境的なリスクは議論に上り、削減する努力や紙ストローは善とされ、使い続ける事は悪という風潮ですが、果たしてそうでしょうか。

惣菜やテリーヌなどをプラスチック使わないで包装するとなると、かなりリスクが高い。

要するにプラスチックを使わないことによるリスク、というのはあまり想定されていません。

ビニールを使うことで衛生面で避けて通れない問題を解決できたことにも、目を向けるべきかと。

真空パックできたからこそ、発色剤無添加でテリーヌ売れるようになりまし、生肉も長く保存できる様になり、長時間の流通にも対応出来る様になったための恩恵というのも無視出来ません。

無くしても良いものや削減できるものはどんどん変えていくべきですが、ビニールを使わないとリスクが増すものは使うべきです。

そこが私の中で線引きとしてます。

線引きするとこで用途が明確になれば、削減スピードも加速すると思うのです。

スタバのストローやめるなら、蓋も止めるべきですし、だったらいっそのこと紙コップもやめて水筒に入れれば良いわけです。

惣菜販売の理想はお客さんがマイ弁当箱持参ならプラ容器は必要なくなりますが、テリーヌは色も風味も変わるので、真空パックは変わりません。

なんでも二元論になりがちですが、受けている恩恵は素直に受け止め、無駄は省いていく事でも、相当な負荷がなくなるのではないかと思うのです。