2019年07月03日
ガスパチョ
下関の鱧が来ました。
どうすっかなーーと思いながら農家直売所に行ったら藤沢の井出農園のトマトが良さそうな顔をしていたのでまとめて購入。
この、どうすっかなー、という時間が私が料理している時間なのです。
アレをこうしてこうしたら多分こんな味になるから、食感入れるためにはアレをアレしてみても良いか、いや、アソコにアレがまだあったからアレとアレをアレしてアレにアレしてみると面白い。
この時間は誰にも邪魔されたくないクリエイティビティな時間。
この時間こそが私が私たり得る意義があります。
最近はこの時間を何よりも大事にしています。
それはキッチンにいなければならないという訳でなく、第三京浜でアルファードの煽り運転の被害者になっている時でも良いし、海の上でセットのウネリを待っている時でも良いし、クライミングで二の腕プルプルしている時でもいいんですけど、とにかく徹底的に独りで無いと駄目なんです。
そのトマトでガスパチョを作ってハモと合わせることにしました。
それにしても湘南は豊かです。
スイカ、トウモロコシ、カブ、トマト、ズッキーニ、ナス、人参、スモモ、桃、この時期の野菜や果物が全て地元で揃います。
新たに始める200坪の農園は何をやろうかと思ってましたが、200坪もあればやりたいことが全て出来ますね。
ちょっと思う事ありまして、ある作物を広く作る予定です。
とはいえ、天気が不安定なのでなかなか耕す事すら出来てないのですが、とりあえずは梅雨明けるまでは手を入れられないですね。
明けたらトラクターで一気にやりますよ。
農とは待つ事であり、自然相手にどうしようもない事に対してはサッサと諦めるという事ではないかと最近思います。