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2019年06月14日

現在煮込んでますが、なかなか柔らかくなりませんね。

 

月の輪熊や羆は狩猟対象として狩猟期間中はハンターの獲物となり、それ以外の期間も捕獲資格のあるハンターによって捕獲されてます。

 

アイヌでは熊は神とされており、頭と心臓は神棚にあげておくそうです。

心臓には独特の切り込みを入れます。

鹿も地方によっては神の使いとされてますね。こういうアニミズム思想が私は大好きです。

 

神を食うのか、と言われれば答えに困りますが、理屈としては食べるべきだと思います。

先日、動物愛護管理法が改正され、犬猫などの愛玩動物に対する扱いが厳しくなりました。

それは逆の見方からするとハンター達に対しての誤解や偏見を生む土壌になるのではないか。

ペットは手厚く管理保護することが家畜への無関心や狩猟対象に対する薄っぺらい動物愛護思想を押し付けられることを助長する気がしてなりません。

守られる生き物がいる一方で狩られる対象として見なされる動物や家畜として生きている動物の気持ちは一体どういうものなのか。

彼らにしてみれば保護対象か愛玩動物か経済動物か害獣かと勝手に線引きされ、例えば狩られる害獣側の心理としては、本質的に自然環境と生態系を維持改善していくつもりならば駆除する動物は私達ではありませんね、その動物をそっと教えますからそちらをお願いしますよ旦那、とでも言われそうな気がします。

それが熊であっても魚であってもシカであっても私達に出来る事の原点は食べられるだけを頂いて、残さず美味しく食べる一生懸命さであると考えます。