2019年06月09日
ミョウバンに一週間
漬けたイノシシの皮を干します。
とりあえずは冷蔵庫で水切って外干ししようかと思います。
生臭かった動物の皮が一週間して完全に革製品の匂いになってました。
どの時点で皮が革になるのかという線引きは難しいですが、匂いというのは1つの目安になるのではないか。
皮は動物の皮膚であるのは確か間違いないけれど、革は人間の都合上での概念です。
毛がついてるかどうかということではなく、皮膚という事が隠された時点で革になるのではないかと。
だとすると、匂いはやはり基準になると思います。
私の手が革ジャン屋さんの匂いです。
一般的に革製品には化学薬品をドバーッと使って短期間で仕上げるらしいのですが、それは非常に環境負荷が高いけれど価格は安い。
昔ながらのやり方では時間的コストが高いので価格も高い。
元が動物の皮であれば原料は同じ。
さて、どっちを選ぶかって話ですが、そんな事は分かりきった事。
ただ、一連の作業を自分でやると愛着が全然違います。