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2019年03月21日

細かすぎて伝わらない料理

近鉄ブライアントを出すなら同じ近鉄のブーマー、中日の3番ゲーリーなら同じ中日の当時の1番彦野、2番立浪や4番落合、5番大豊どうなんだ、

だったらお前は大洋ホエールズのポンセのモノマネは出来るのか、

ガリクソンと郭源治の違いをやってみろ!

とのクレームが誰からもスルーされて入らないなー、と肩透かし気味で落ち込んでます。

やはり細かすぎて伝わらないのか。

 

昨日は多分同世代の服部さんに正しいデストラーデのリアクションをご教授頂けると思っていたのになぁ。

高岡さんあたりは確実に小学校でクロマティのモノマネしてきたはず。

 

 

この料理は私がモロッコのマラケシュに行った時にリアドのオーナーに作り方を聞いた料理です。

すでにこの時点で細かくて伝わらないですね。

羊の煮込みはフランスにも色々ありますが、北アフリカの場合、とにかく水が貴重なので水を使って煮込むことはほとんどない、との事。

乾燥しているのでフルーツは色々美味しいのがあり、オリーブオイルもたくさんとれる。

モロッコの一部でしか取れないアルガンオイルといういい匂いのオイルをたっぷり使うんだよ、果物の水分はとても豊富なので果物からの水分で蒸し煮にすることもある、と教えてくれました。

煮込んでいるうちに出る水蒸気も貴重なので、蒸し器を鍋の上に重ねて野菜を蒸したりクスクスを蒸すために使う、という徹底ぶり。

その時は羊と洋梨の煮込みでした。

甘さが勝ってましたのでカミさんは食べるのが辛かったとのですが、スパイスが効いており私は好きな味でした。

ここは水の国、日本。

例えば茄子のアク抜きは日本では水にさらしますが、モロッコでは油で揚げてしまいます。

フランスでは塩を振って置いておきます。

所変われば気候や風土によって調理法も変わります。

今回の羊の煮込みはどちらかと言うと煮込みというよりブレゼに近いです。

しっかり焼いてコクを出し、スパイスをバランスよく配合、ドライフルーツの甘さを感じるかどうかの良い塩梅でマラケシュ風の味わいにします。

少し水入れてます。

 

 

が、しかし。

そんなことをここに書いたところで、とんねるずの細かすぎて伝わらないモノマネ選手権みたいな話です。