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2018年12月19日

たまには

キッシュなんかも宜しいかと。

 

 

カニです。

カニをゴリゴリして頂けると思います。

オーガニックの菜の花が青森から来ましたので、そちらを忍ばせて、フランス料理っぽくエストラゴンを香らせます。

 

キッシュのアパレイユは卵と生クリームってのが常套ですが、ここは魚のすり身をアパレイユに混ぜ込んでムッチリ感出しまくりで行きます。

 

鴨胡椒ハムにオカンのミカンを合わせたサラダも最終日、明日からは鴨から伊豆の鹿肉のハムになります。

 

メインは秋田シャポンのモモ肉が残ってますので、トリュフとパイ包み焼き。

 

仔羊のローストを瞬間燻製かけた名物料理も復活してますが、仔羊値上がりしてますので今週金曜までが限界です。

 

さてさて、年明けの洋食は密かに気合い入ってます。

 

本を作っている時に洋食について人生で一番考察を深めることが出来、自分なりに定義できました。

 

この定義に沿って考えると、何もかもが上手くいくんですね。

デミグラスソースももちろんバッチリ体系化出来たし、再現性も確認出来ました。

そんな自分の本に対する反証の意味も込めて8日からの洋食は楽しみにして下さい。

 

ストロガノフ、ハンバーグ、ロールキャベツ、メンチカツ、ミックスフライなどなど、多分毎日メニュー変わると思います。

会期中毎日来ても違ったものが食べられる、食べきれないラインナップを揃える予定です。

 

もちろん全てアラカルトで一品¥1200〜¥2400で考えてます。

日本橋で食べる洋食に照準絞った本気洋食メニューになりますので、ぜひお越しください。

 

予約はしていただかなくても当月席ございます。

 

一人でふらりとストロガノフ、素敵じゃないですか。

 

今回は海の見えない洋食屋ですが、いつかは1人で海辺か山麓の洋食屋をやりたいものです。