2018年10月15日
たまには真面目な話。
長文ですので、時間のあるときに。
取材してくださった井出さんのさまざまなお話を伺いながら、モヤモヤとした私の頭の中も整理されてスッキリし、とても勉強になりました。
フードロスや一次産業から出る規格外品という問題に料理人が出来ることとはなんだろう。
と、悶々と考えながらターブルオギノというセカンドブランドを立ち上げ、試行錯誤しながら早7年経ちました。
加工する事で付加価値をつけるというのが料理人の仕事であるならば、規格外品の活用によって自給率の向上にまで貢献できるのでは無いか?
その想いは今もブレません。
加工者であると同時に消費者でもある私たち料理人。
生産者との濃厚な関係の中で考えるに、そうした問題点を突き詰めて考えるに、やはり消費者意識というものを私自身含めてもう一度考えるタイミングにあるのでは無いだろうか、と。
食べ物を選ぶ、買う、食べる。
投票にも似たその選択が問題点への原因の一部となるのか、それとも解決の一部となるのか。