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2018年07月25日

フォアグラのポワレって

あんまり好きじゃないんです。

 

なんでか?

と、改めて考えてみました。

 

 

 

私が日本で旨いフォアグラのポワレに出会った事がないから、かな。

 

あ、ポワレって焼いたヤツのことね。

 

だいたいがちっこいフォアグラでバシバシに火が入りすぎてるイメージです。

 

近年、どうもフォアグラは奇抜で突拍子も無いビックリな組み合わせに走りすぎて、フォアグラそのものを旨く食べさせるというシンプルで本質的なところはスルーされている気がします。

 

 

 

 

ここだけの話、ポワレに使うフォアグラって、冷凍フォアグラでもいいんです。

テリーヌやコンフィに冷凍フォアグラはダメです。ネットリした仕上がりになりません。

 

同じフォアグラでポワレやれば、すげぇ旨い料理になるけど、食べてくれる人いるのかな。

焼くと脂が落ちて小さくなるので、大きく焼かないと旨くないのです。

 

フォアグラのポワレというメニューでいくなら、ケチ臭い量ではなく、しっかりとフォアグラ食べた感が無いとダメです。

 

皿の上にはフォアグラとソースだけ、ってくらい破壊力ないとダメですね。

 

こんなやつ

 

多分、180グラムとか。

 

やったら食べてくれる人いますかね?

 

見向きもされない可能性から、なかなか勇気が出ないんですけどね。

レッドデイでやろうかなぁ。

いや、今回は予算的に厳しいので無理か…

最高級品でポワレやると、ポワレの認識が絶対変わると思うのですよ。

 

 

今のコース料金では無理なので、プラス料金出ちゃいます。

 

表面はカリッと、中は限りなくロゼに近い若めのキュイソンでほの温かいトロリとしたテクスチャー。

ああ、死んでも良い、

最高だ…

 

 

やるなら、そんなフォアグラのポワレをやりたい。

 

8月の夏真っ盛りにフォアグラ料理!

って、需要あるのか?

 

詐欺師のヤマちゃん

 

こんなビジュアルです。

見るからに買え買え詐欺師の匂いがプンプンします。

 

とは言え、最も信頼しているバイヤーの1人で、秋田のイチジクを普及する為に私と秋田に行って、ブーブー文句言ってるJAを相手にやりあった経験を持ち、東京ではヤマちゃんだけが秋田のイチジクを売ってくれているという、熱いハートを持ったクソヤローです。

 

今日は大人の事情から来社下さり、大人の書類の作成と大人の話をして、最後は中学生並みの下ネタで盛り上がって帰って行きました。

今回もヤバイ…

微妙な空気感です。

 

また調子に乗ってモデルの仕事をやってしまいましたが、うちのスタッフの微妙な感じから察するに

 

 

おいおい、シェフ、大丈夫か?

アレ、どうなの?

 

ってヒソヒソされている気がしてなりません。

 

被害妄想スパイラル確定。

 

今回も私の中でお蔵入りとして処理します。

 

インサイダー情報をお持ちの方、黙っててくださいね。