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2018年07月01日

リクエスト歓迎

 

ドンブ産のグルヌイユ

ブレス鶏

 

ブルゴーニュが世界に誇る食材。

 

それらをふんだんに使ったお店があります。

広大な敷地にはヘリポートやプールを備え、店の為にわざわざ引き込んだ小川のほとりのテラスでメニューを選び、カンパーニュ調の広々としたダイニングでの圧倒的な素材感溢れる料理は三ツ星の風格。

店があるヴォナという街は、店を中心に街が作られているといっても良いくらいに地元から愛され、また地元の食材を積極的に使い、地元経済に貢献しているジョルジュ・ブラン氏のお店。

 

 

蛙はいつのまにか高級食材となってしまい、昔のように山盛りのムニエルを骨掴んでワシャワシャ食べるという事が難しくなってしまいました。

チューリップ状に肉を外し、フリットしてパセリのソース。

そしてニンニク香るジャガイモのピュレ。

なんて事ない食材の組み合わせがブラン氏の良さです。

 

 

 

メインのブレス鶏はやはりクリーム煮。

 

最小限の香味野菜とワイン、そして水で煮出すダシ汁はクリアで濃厚。

煮詰めてクリーム入れるだけで悶絶級。

付け合わせには、その土地の名前が料理に入っている、クレープ・ヴォナシエンヌというジャガイモのパンケーキがブラン氏のスペシャリテ。

ただのジャガイモをブレス鶏と合わせる事で、高い到達点に引き上げています。

肉もさる事ながら、その出汁こそがブレス鶏の真骨頂、どうソースを楽しませるかなのだ、と言っているよう。

 

こうした料理はほとんど作られなくなり、食べられる店も少なくなりました。

 

ウチのお店でも通常営業でのメニュー入りはしていませんが、リクエスト頂ければ、こうした料理をご紹介出来ます。

 

だいたい4名様くらいからですと、なにかとやりやすいです。

 

直接私にメールやメッセンジャーいただくか、お店のアドレスにご連絡下さい。

 

こういうのは個人的にも萌えます。