2018年01月23日
こんな日にアレなんですけど
雛鳥の膀胱包みを始めます。
ヴェッシーと言います。
オシッコ溜めてる臓器に鳥を詰めて縛って火入れするのです。
真空パック的意味合いと圧力鍋的な意味合いがありますが、独特の香りも相まって、最新機材ではこの味わいに変えられるもののない古典料理です。
たまたまリヨン郊外のお店で作られることが多かった料理ですが、別にリヨン料理ではありません。
たしかにリヨンは内臓料理が豊富にありますが、地方料理として確立してるのでもないですからね。
膀胱を肉やレバーのペースト詰めたソーセージなどは各所にあり、特にドイツ系に多いです。
日本ではなかなか手に入らない膀胱でしたが、私が芝浦の屠殺場にお願いして流通させてもらいました。
まだまだこういうモノって日本には沢山あります。