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2018年01月20日

ゲリラでプリフィクスコース

土日はアラカルト無いですよアナウンスしてます。

が、本当にお任せで良いのだろうか。

たしかに、その時の素材で旨いと思ったものをコースに入れてますが、それは私の押し付けでは無いのか?

サシ入り和牛をオヌヌメせず、バリバリの赤身が僕ちゃんのオヌヌメだよ!って言っていたのと同じく、お任せなんてものは私のエゴを押し付けてはいけないという思考になりました。

そもそも平日のアラカルトもコースにカルトから料理を差し替えて下さる方が大半、というかほぼ100%です。

 

なので、アラカルトの需要というより、食べたいものを選びたいというニーズを汲み取らなくてはいけないのです。

 

巷のレストランはお任せコースが大流行。

フランス料理店とは書きません。あくまでレストランです。

その流れに遅れまい!ってことでは無いんですけど、ずっとモヤモヤしてました。

これでいいのかな…

選べる方が楽しいのでは無いのか…

という事で、私の悪い癖ですが思い立ったらすぐにやらないと気が済まない性格ですので、今夜からいきなりプリフィクスコースに移行します。

あ、価格はそのまま、素材によってのプラス料金はケチ臭いので極力排除します。

 

言葉は悪いですが、仮説と実験と改善の繰り返しです。

このサイクルをいかに高速回転させるかという事ですね。

やはりお任せは私には合わない気がします。

お客様も選ぶの面倒だという方もいるでしょう。

選びたいという方もあるでしょう。

お越しになった皆さん全員がご満足するのは永遠のテーマではありますが、料理自体の精度を上げると共に、使いやすくて楽しくて安いと思ってもらえなければすぐに淘汰されてしまう世界です。

その答えがプリフィクスでは無いのかもしれませんが、モジモジしてても仕方ないので、オーナーシェフの特権として、やると言ったらすぐにやれる機動力で突っ走ります。

 

ランチコースも見直します。

すぐやります。