2017年06月14日
塊で焼くことのメリットがある肉
なるべく大きく焼くこと。
それが旨い肉を食べる秘訣です。
骨付きかどうかよりも、デカく焼くことのほうが重要です。
カレーで豚カツにした長谷川さんの自然豚ですが、今日からメニュー入りです。
国産で一番好きな豚、そしておそらく日本で一番正しい作られ方をしてる豚のひとつです。
循環型畜産農業の典型、見本といってもいいでしょう。
豚に与える野菜はすべて無農薬自然栽培、豚からの排泄物はじっくりと時間をかけて発酵させた完熟堆肥として畑に戻されます。
その脂身は甘さを湛え、臭みのない赤身はサクサクと繊維が立っています。
この肉は薄く切って焼くにはもったいない。
是非ともデカく切ってじっくりロゼに焼きたいのです。
シャロレーのサーロインも2人前からですが、この豚も2人前からとさせてください。
そのかわり、普通のソテーでは到達できない領域のテクスチャーを体験していただけると思います。
今日からです。
ある分だけ焼き切ったらまた注文してみますが、長谷川さんの豚はとにかく生産量が少ないため、次回入荷は未定です。