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2017年06月13日

頭を丸めました。

何年かぶりの丸坊主です。

スッキリしました。

来年のリベンジレースまでは懲役1年だと思い、チャラい髪型は封印します。

 

今回のレースの反省ですが、言い訳ではありません。

長くなりますので、読み飛ばしてください。

 

得意でも苦手でもないスイム。

約4キロを毎年80分程度で上がってくる為、全く練習せず。今年もほぼゼロ。

時間がないといいつつ、区民プールまで徒歩2分のところに住んでいるならば、行って損は無い。スイムをあと15分早く上がれれば、バイクが楽になるはず。

この15分が今回は痛かった。

ラン15キロ過ぎからの猛烈な吐き気と朦朧とした意識で倒れ、救急車で病院送りとなりました去年、フルスーツで泳いで二周目の途中で暑くて暑くて茹で蛸の気持ちが何となくわかったような気がして、来年はロングジョンで出るとこころに誓ったのを思い出し、袖のないウェットスーツを着用。

これが大正解。

ストロークは伸び、ストローク数も少ない為楽に泳げるし、圧倒的に涼しい。

トライアスロン選手のみなさん、水温20度超えたら、袖なしのロングジョンがオヌヌメです。

 

今年のスイムは全くツラくなく、83分でスイムアップ。

少し遅いけれど予定通り。残りのスタミナはほぼ100%。

泳いでいるうちに曇っていた空が晴れていくのがわかった。

こりゃ暑くなるなぁ、なんて思いながら泳いでいた気が。

ウェットスーツに脱いで、ロッポンギジャージにら着替え、バイクシューズ履いてヘルメット被ってバイクスタート。

ロッポンギジャージ着ると早く強くなった気がする。

そういえば、今日の夕方の賄いタイムに高岡さんがカツカレー食べにいくよって行ってたなぁ、どんな話をしながらカツカレーを召し上がるのだろう、普段聞けない様な熱いカレーへの愛やトンカツへのこだわりを聞けたりするのするのだろうか。

そんな事を考えながら30キロ程のフラットな区間を走り、いよいよ私が愛して止まない五島の山岳ゾーンへ突入。

気温も30度超えてくると汗が止まらない。

エイドでもらえる水はほとんど体にかける為に使ってしまい、補給する事を忘れてしまうくらいの暑さ。

アベレージ30キロを心掛け、ペースを上げ下げしつつ、やはり120キロ超えたらあたりから疲れが出てくる。

そしてその辺りが一番アップダウンが激しいポイントで、ペースを落とすと一気にタイムを失う。

ずっとアベレージ30キロをキープしていても、すぐに10分、15分とビハインドしてしまう。

ここで焦る。

シェフに頂いたカフェインをブチ込み、登りは全てダンシング、下りはアウタートップ、残り50キロは猛烈に追い上げてみるも、思った以上ペースは上がらず、160キロ過ぎたあたりで既に30分ビハインド。

情けない。

何をやっているのかわからなくなってくる。

思えば、この辺りから熱中症気味だった様に思う。

180キロのバイクを6時間50分ちょいで終える。

時計を見ると、15時17分。

スタートから8時間17分。

スイムがあと15分早ければ、ここでランに余裕が出てくるのに。

残りのフルマラソンを3時間半で走らなければ、12時間切りは無理。

この時点で目標達成は無理だろうと思った。

でも、行けるところまで行ってみよう。

潰れてもいいから、キロ五分で走ってみよう。

と、珍しくプッシュする気になる。

片道10.5キロの炎天下のランコースをとにかく飛ばしてみる。

その折り返しで53分。

このペースでいければ、ギリギリ行けるかも。

残りの30キロちょいを2時間45分で走り切ろう。

そんな甘くないのがロングのトライアスロン。

15キロ過ぎたあたりで猛烈な吐き気。

胃の中が空になるまで吐き続け、出したぶんだけ補給しなくてはとクッキーやらコーラやらオレンジやら塩を放り込んでも、気持ち悪くなってまた空になるまで吐き続ける事の繰り返し。

道端に座って休んでも動悸と悪寒、頭痛でどうにもこうにも。

思えばこの時点で完全に脱水症状。

とりあえず、歩こう。

フラフラになりつつ、残り5キロを歩く。

沿道の皆さんの応援が痛い。

ランコースハーフを過ぎた21キロ地点でリタイア。

去年と同じ場所に倒れこむ。

あと21キロ走る体力は残ってない。

これ以上やると本当にマズイ。

レストランのお客さんやスタッフに申し訳ない。

家族まで連れてきて、一体何をしにきたのか。

この一年の練習は一体何だったのか。

そんな事を考えながら救急車を待ち、病院に搬送。

点滴を三本打って何とか復活。

 

昨日も今日も何かをする気になれず、内臓と体のダメージでほとんど寝て過ごす。

 

まさか2年連続でリタイアするとは思わず、情けないやら、何かに申し訳ないやら、カッコ悪いやら。

 

ここで辞めるわけにはいかんのです。

明日からまた練習再開です。

トライアスロンは練習量だけでなく、レースの日の気温や湿度に対して、自分の適切なペース、補給を3時間先まで見越して出来なくてはならないと思いました。

 

今回の私は目標だけが先走って、補給とペース配分を誤り、結果、3時間先に自滅したのです。

リザルトを見ると、やはり皆さんバイクは暑さと猛烈な風に苦戦された様で、アベレージ30キロで走れている選手は例年の半分くらい。

私が変なところで焦らず、ある程度マイペースで12時間半ちょいでまとめられていたら、結果は違ったのかも知れませんが、焦ってプッシュし過ぎたのは全て自分のせいなのです。

 

 

コツコツと積み上げていく事でしか結果は出ません。

また明日から一年積み上げます。