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2016年04月08日

賄い

部活の合宿的な盛り。
 
 
若いやつが賄い作ると、だいたいこうなります。
 
 
 
オジさんにはツライ。
 
 
 
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1人400グラムくらいか?
 
 
 

今日もバリバリです、

朝からシャカリキで動いてます。
 
 
 
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代官山t-site。
 
 
Tシャツの季節がやってきて、打ち合わせも太陽の下で。
 
 
最高です。

どうでも良い話

こんな時間に1日が終了。
 
 
家に帰っても仕事は終わりません。
 
 
 
やり残した仕事を自宅でコソコソ。
 
 
 
私が残ってるとスタッフ帰れませんからね。
 
 
ピグモンはそんなことは関係なく、誰よりも遅く来て誰よりも早く帰るという現代っ子日本代表。
 
 
まあ、仕事が終わってりゃ、各人の自由というのが私の方針ですから。
 
 
この歳で休みもなく毎日15時間働いてて、良くも飽きずに料理のことばかり考えてますよね。
自分でもそう思いますよ。
 
 
 
ただ、これだけ仕事に没頭出来るって本当に幸せな事です。
 
 
一時期、身体壊して二ヶ月入院してた事があって、その時に悟りました。
朝起きてやる事が無いという事の辛さとは地獄だな、と。
 
 
 
なにやっても良い面、悪い面が表裏一体なのが人生か。
 
やる事があって、やれる身体と環境があるのはありがたい。
家族の支えも。
 
それを忘れて無い物ねだりする生き物が人間なんですよね。
そして、いちいち悩むのが人間。
 
最近は物欲も全く無くなりました。
 
 
欲しいモノが、無い。
 
 
 
モノはもういらないんです。
 
 
同じ服をもう何年も着ています。
 
 
シンプルでミニマムが心地良い。
 
自室には少しの服と少しの本と自転車だけ。
 
 
家も死ぬまで賃貸だと思ってます。
 
そういう価値観って、大量生産大量消費の今、あまり共感されないのかな。
 
私はパタゴニアが好きなのですが、環境保護的な企業理念も好きですし、流行に関係無い服作りなので、5年前のジャケットでも全然カッコいい。
 
 
破れたら直してくれるし、直すことを勧めるアパレルってなかなかないですよ。
ウチの婆さんが破れた靴下を縫って履いて、それでも穴が開いたら、直してから捨ててました。感謝を込めて。
 
 
ガキの頃はそれがカッコいいと思えなかったけど、今はそんな婆さんがカッコ良く思えます。
 
パタゴニアは新しい服を買ったら、その分環境に負荷がかかるから、買わないで直して使いましょうという。
そんなアパレルなんて聞いた事ない。
 
 
料理も同じだと思ってます。
 
流行に関係ない、本質的に美味しい料理ってあると思いますよ。
 
 
バシッとロゼに焼いた乳のみ仔牛にモリーユのソースなんて、足すことも引くこともできない素晴らしい料理。
 
そしてミニマムの道具で、シンプルな美味い料理がいい料理です。
 
僕は変わらない美味しさを極めたいです。
 
その料理を見て、荻野らしいね、と言われるようになれば、いつ死んでもいいです。