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2014年06月28日

膨大な校正作業

私は玉ねぎ切ったり、肉焼いたり、魚おろしたり、タルト伸ばしたり、パンをこねるのは得意であるが、上がってくる写真とその作業と文章と分量とが相互に間違いが無く、適切で適量で、つじつま合っているかどうかをひたすら、ただひたすら確認するのは非常に苦手であると今日判明した。

若干知恵熱のようなものを感じる。

しかし、これを正確にやっておかねば、出版されて間もなく分量がおかしい、アレが違う、同じようにやってみたがイマイチ出来が悪い、荻野が悪い、荻野は印税持ち逃げだ、ブラック企業だ、日本人がフレンチなんて売国奴だ、左だ、赤旗だ、と言われてしまうのではないか。
と夜も眠れないので、しっかりとやらねば。

全250ページにも渡る壮大な肉写真のオンパレード。
素人の方が見ると、なにが何だか分からないが、イカツイ職人風の2本の手がひたすら肉片や臓物を腸に詰めたり型に詰めたり焼いたりしているオカルトジャンルな本と思われそうなある意味ホラーな本に思えてくる。
アマゾンで売られるときには、ジャンル分けとして“マニア”とか、”ディープな世界”とか、”ホラー”というタグが付けられないように監視しなければ。

まだまだ夜は長いぞ。
今夜も眠れそうにない。