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2013年06月28日

五島長崎国際トライアスロンを終えて。

ロングは一度やると、二度とやらないか、もしくはどっぷりハマる。
そして、ロングにハマる選手は気が狂っている。
ショップの方々やトレーナーさんにそんなアドヴァイスを頂きました。

特にこみ上げるような感動もなく終わった五島大会。
14時間22分という、普通に考えるとスポーツのタイムとは思えない数字です。
残念ながら、ランの最終周回の制限時間に間に合わず、リタイヤとなったトシサンにゴール後迎えられて、互いの健闘をたたえました。
私がゴールしたすぐあとにK山部長がゴール。
部長も同じく感動と言うよりは、安堵感のある表情。

ゴール直後、カレーを食べながら3人とも当分自転車も見たくないし、レースにもエントリーしたくない、というのが本音。

今、思い返すと、本当に弱かったからですね。ショートやハーフは全力出し切るレースができましたが、ロングは全力出す以前にそもそもロングの距離を走り切ることしかできないような弱さなんです。

競技ではなく、単なる罰ゲームか苦行だったんです。
弱いから楽しくもないし、楽しめない。苦しくて辛いだけ。
本気で2度とこんな事やってたまるか、って思ってたんです。

時間が経って、今はというと・・・・

来週から宮古島か洞爺湖に向けて基礎から練習開始です。
実は今回の五島にも来年も受かれば来たいと思っています。このコースで勝負できる身体づくりには燃えてきます。
と言うわけで、私はロングにどっぷり浸かる、ロング専門選手になりそうです。
毎年メインレースを決めて、それに向かって一年がかりで体を作っていきます。
最終的には、ハワイ島の世界選手権出場争いが出来るところまで持っていきたいですね。

ロングを完走して、やっとそのスタートラインに立てた気がします。やるべきこともわかってきました。
暫定的に、日本最強シェフのい称号は得られましたしね。(笑)次は日本最速シェフでしょうか。
でも勝負はこれからという事です。

バカは死ななきゃ治らないと言うのは私のことかもしれません。